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Solution ID : SO23924

Last Modified : 03/29/2021

Outlook Express 6 Step 3:署名付きメールの受信

Problem

署名付きで送信されたメールは、送信者の電子証明書(公開鍵情報)が付加された状態でメールソフトウェアが受信します。
このステップでは、受信した署名付きメールを確認する方法を説明します。

画像は Symantec PKI Class2 Certificate の場合の例です。
サブジェクト項目や署名のパスの表示は、署名された証明書の種類により一部表記が異なります。

Solution

  1. 正しく署名されたメールを受信すると、以下のように表示されます。
    「このメッセージは送信者によってデジタル署名されています」というメッセージは、正しい証明書で署名され、通信経路でデータを改ざんされることなく受信したメールであることを表しています。
    メッセージを確認し、[続行] をクリックします。

  2. メールの本文が表示されます。画面右側の署名アイコンをクリックします。

  3. 「電子署名つきメールの送信」画面が表示されます。
    「デジタル署名者:」欄に表示されているメールアドレスが、送信者のものと一致していることを確認のうえ [証明書の表示]をクリックします。

    • ※ 「取消し状況:」の枠内には証明書失効状況の確認結果が表示されます。
      失効確認を無効にしていると「デジタルIDの確認が無効になっています」と表示されますが、エラーではありません。
      Outlook Express の初期設定では無効に設定されています。
      証明書の失効確認を有効にする方法は、参考手順を確認してください。
  4. 「証明書の表示」画面が表示されます。[署名の証明書] をクリックします。

  5. 署名に使用された証明書の情報を確認する画面が表示されます。この画面で証明書の詳細情報を確認します。

    「全般」タブでは、証明書の有効期限などの情報を確認できます。

    「詳細」タブでは、以下のような情報を確認できます。

    • 「サブジェクト」フィールド
      • E = :署名者のメールアドレス
      • CN = :署名者の氏名(英語表記)
      • O = :署名者の所属組織・団体名(英語表記)
      • OU = UID - :帝国データバンク社 企業コード(先頭9桁の数字)
    • 「サブジェクトの別名」フィールド
      • CN = :署名者の氏名(日本語表記)
      • O = :署名者の所属組織・団体名(日本語表記)

    「署名のパス」タブでは、以下のような情報を確認できます。
    PKI Class2 Certificate で署名されている場合は、以下のように表示されます。
    上位の3階層に表示されているのは、いずれも弊社の認証局です。
    4階層目の表示が、署名者の証明書です。

参考手順

署名付きメールの受信手順 (3.) の署名に使用された証明書の失効確認を有効にする場合は、以下の手順で設定をします。

  1. Outlook Express を起動し、メニューバーより、[ツール] → [オプション] をクリックします。
  2. [オプション] 画面が表示されます。「セキュリティ」タブをクリックし、[詳細設定] をクリックします。
  3. [セキュリティの詳細設定] 画面が表示されます。

  4. 「デジタル ID の確認」項目の「オンラインのときのみ」ラジオボタンをクリックし、[OK] をクリックします。