Outlook 2007 では、署名付きで送信されたメールを受信した後、メールに付加されている相手の電子証明書を Outlook連絡先 に紐付けて登録しておく必要があります。
このステップでは、受信した署名付きメールに付加されている送信者の電子証明書の取り扱いについて説明をします。
Outlook で受信した電子署名付きのメッセージをダブルクリックして開きます。
ショートカットメニューが表示されます。[Outlook の連絡先に追加]をクリックします。
連絡先の登録画面が表示されます。[連絡先]メニューの[表示]グループ内にある[証明書]ボタン(封筒のアイコン)をクリックします。
「証明書(デジタルID)」に電子証明書が登録されていることを確認し、[連絡先]メニューの[アクション]グループ内の[保存して閉じる]をクリックします。
Outlook 連絡先に相手の連絡先情報と証明書情報が紐付いて登録されました。
有効期限切れなどにより、新しい証明書を取得し直している相手からは、再度新しい電子証明書で署名したメールを送信してもらう必要があります。
すでに連絡先に登録済みの相手の電子証明書は、以下の手順で新しい電子証明書に更新します。
既に登録済みの連絡先であることを表すメッセージが表示されます。
「選択した連絡先の情報を更新する」を選択し、[更新] をクリックします。
更新した電子証明書は、連絡先の「証明書」に追加登録され、既定の電子証明書として設定されます。
登録済みの電子証明書が削除されることはありません。
[「証明書」に追加登録された電子証明書表示例 ]
暗号化メールは、(既定)表示の電子証明書を使用して送信されます。
(既定)表示を別の証明書に変更する必要がある場合は、証明書の表示名を選択して[既定に設定]をクリックします。