組織名(Organization)には、どのような情報を入力すればよいのでしょうか。
証明書の組織名 (Organization name) は「日本語」「英語」「ローマ字」いずれかの入力方式を
選択出来ますが、申請組織の名前として正しい表記であることを規定の方法で確認できる
必要があります。
EV証明書では、以下の条件を満たす組織名が入力されていることを弊社にて確認します。
条件を満たしていない名前が入力されている場合、弊社より修正のご案内をします。
OV証明書を申請する場合も、将来的にEV証明書にアップグレードされる可能性を考慮して、
以下の条件に沿ったより正確な組織名を入力することをお勧めします。
A. 日本語表記(日本語の組織名)
日本語(マルチバイト)で指定する場合は、登記事項証明書に記載の商号(公共団体の場合は
登録上の正式名称)を正確に入力してください。
ただし、特殊記号、旧字など機種依存文字が組織名に含まれる場合など、日本語組織名を
入力できないこともあります。
B. 英語表記(英語の組織名)
以下 いずれかの方法で 英語表記の組織名を指定できます。
1.第三者データベース登録の英語組織名
弊社が認証に利用する第三者データベースに申請組織、およびその英語組織名が登録されている場合、登録の英語組織名を正確に入力してください。
2.有価証券報告書の「英訳名」
原則1年以内に金融庁に提出した有価証券報告書(半期報告書または四半期報告書でも可)がEDINET で閲覧できる場合、最新の有価証券報告書の表紙に記載されている「英訳名」を正確に入力してください。(※ EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)とは、金融庁が運営する開示書類閲覧システムです)
3.登記事項証明書の「英文字商号」
登記上の商号が英文字表記の場合は、その組織名に法人格略字(株式会社 = K.K. , 合同会社 = G.K.
など)略字を追加して入力してください。
例)
ABC株式会社 → ABC K.K.
EFG合同会社 → EFG G.K.
4.意見書で表明する「英語組織名」
英語組織名の表記を表明する「意見書」を確認書類として提出していただくことで、その英語組織名を入力できます。
提出する意見書についての詳細は、以下のFAQを確認してください。
SO23325 - 意見書について
C. ローマ字表記の組織名(ローマ字綴りの日本語組織名)
日本語の組織名をローマ字つづりの表記で指定する場合は、登記事項証明書記載の商号を
ヘボン式ローマ字に正確に変換して入力してください。
EV証明書ではなくOV証明書の組織認証の場合、上記A~Cの方法で組織名を確認することが出来ない場合は、日本語の正式組織名を英語に翻訳した表記を指定することも可能です。
ただし、英語に翻訳した際に実際の組織名からの単語の過不足や違和感がなく、またスペースや記号の
位置に等に相違の無い記述であることを弊社で確認します。
組織名の翻訳として問題がある場合は、弊社より修正のご案内をします。