Microsoft IIS 7.0 / 7.5 サーバIDインストール手順 (更新)
必ずお読みください
シマンテックCA発行のクロスルート証明書を利用している場合の注意
サーバの証明書ストア 「 信頼されたルート証明書機関 」 に VeriSign Class 3 Public Primary Certification Authority - G5 がインストールされている場合、クロスルート証明書をクライアントへ送出できない問題を確認しています。
以下のサイトの手順で該当するルート証明書がないかを確認し、ある場合は必ず無効化してください。
Step 1:サーバIDのインストール
受信したサーバID通知メール本文中にある
(-----BEGIN CERTIFICATE-----) から (-----END CERTIFICATE-----) までをコピーし、
テキストエディタに貼り付け、証明書ファイルとして任意のファイル名で保存します。
例: cert2008.txt
Microsoft IIS 7.0 / 7.5を起動し、「機能ビュー」から「サーバ証明書」を選択します。
(「管理ツール」→「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」)
サーバ証明書の機能ビューの右側「操作」メニューから、「証明書の要求の完了…」を選択します。
証明書ファイルを指定する画面が表示されます。
「証明期間の応答が含まれるファイルの名前」で手順(1.)で保存したサーバ証明書ファイル名を指定します。
「フレンドリ名」には任意の文字列(フレンドリ名)を指定して「OK」をクリックします。
【注意1】 インストールの際、以下のようなエラーが表示されることがあります。
エラーが表示されても実際にはインストールが完了していることがあります。
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」画面に戻り、「F5」キーを押下して最新の状態を確認してください。
「機能ビュー」から「サーバ証明書」を選択し、以下の様にインストールしたサーバIDの情報が確認できる場合、インストールは完了しています。
「名前」がブランクになっている場合でも、削除せず「サーバ証明書の有効化」へ進んでください。
このエラーは、マイクロソフト社も認識済みの不具合です。詳細はマイクロソフト社の技術情報を確認してください。
【注意2】 インストールができたように見えても証明書の一覧から消えたり、バインドできない場合があります。
IISは過去に使用したCSRで更新、再発行をした場合、発行された証明書をインストールできない仕様です。
インストールできたように見えても証明書の一覧から消えてしまったり、バインドの際に表示されない場合は、
インストールできていません。新しいCSRを生成し再発行して下さい。
SO22888 - 証明書を「再発行」できますか
Step 2:サーバ証明書の有効化
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」画面に戻り、SSLを有効にするサイトを選択して「操作」メニューの「バインド」を選択します。
「サイトバインド」画面が表示されます。
[https] の表示を選択し「編集」ボタンをクリックします。
「サイトバインドの編集」画面が表示されます。
「SSL証明書」ではインストール手順 (4.) で指定したフレンドリ名(例:Sample2) またはコモンネームを選択します。
Webサーバの再起動(必要な場合のみ)
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」画面に戻り、SSLを有効にするサイトを選択して「操作」メニューの「再起動」を選択します。
ハードウェア障害などに備え、キーペア(秘密鍵 と 証明書)ファイルをバックアップ(エクスポート)しておきます。
Microsoft IIS 7.0 / 7.5を起動し、「機能ビュー」から「サーバ証明書」を選択します。
インストールしたサーバIDを選択し、「操作」メニューの「エクスポート…」をクリックします。
「証明書のエクスポート」画面が表示されます。
エクスポート(バックアップ)ファイルの保存先・ファイル名を指定し、パスワードを(2回)設定して「OK」をクリックします。
ここで入力するパスフレーズは、絶対に忘れないように大切に管理してください。
エクスポート(バックアップ)が完了すると、指定した場所、ファイル名で拡張子 (*.pfx) のキーペアファイルが保存されます。
キーペアファイルには、セキュリティ上最も大切な秘密鍵の情報が含まれています。
必ずバックアップを取り、厳重に管理をしてください。
お客様の秘密鍵情報について