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DigiCert ONE – Trust Lifecycle Manager: Custom Report の利用方法について

ソリューション番号: SOT0053
最終更新日: 2024/12/13

本ナレッジではこのレポート機能の利用方法を説明します。リリースはDigiCerONEを提供するデータセンター毎に異なりますので、リリースの案内をご確認ください。

2023年11月:表示の変更に伴って内容を改訂

 

詳細

TLM (Trust Lifecycle Manager) のCustom Reportとして提供する機能は、証明書(Certificate)ならびに
申請コード(Enrollment)のレポートになります。

以下で例示する画面は開発中のものを使用していますので、細かい差異がある場合があります。

 

Custom Reportと既存のレポート機能との差異は以下となります。

項目 Custom Report 既存のレポート
レポートの件数上限 上限なし 5,000件
レポートの再実行 可能 なし、都度リクエスト
カスタマイズした
抽出条件と記載情報
可能 可能
記載項目の追加 可能 既存のもののみ
レポート生成 バッチ処理のため、
一旦待ち行列にて実施を待つ
即時実施

 

Custom Reportで生成したレポートは生成日より30日保持いたします。30日を超えると
レポート自体は削除し、ダウンロードできなくなります。この場合でもレポートの再実行は可能です。

 

新規レポート作成の場合

Custom Reportは以下の手順で作成します。以下は証明書(Certificate)レポートを例に記載をします。
申請コード(Enrollment)の例は*1 に後述します。

  1. メニューからIinventoryを選択します。
  2. 右側のReportのアイコンをクリックします。
  3. Create Custom report をクリックします。
        既存のレポート(Instant Report)を使用する場合にはInstant downloadをクリックしてください。
  4. レポート作成の画面になりますので、Report nameにレポート名称を入力します。 今後、この名称で再発行などの際に選択をしますので、わかりやすい名称をつけてください。
        日本の名称も使えますが、一部制約がありますので、英数文字での名称を推奨いたします。
  5. 次へをクリックします。
  6. レポートに含める項目の選択、レポートの表示順を決定する項目の指定、証明書発行時の認証用フィールド(手動認証時に使うフィールド)を選択します。 選択できる項目は証明書のDistinguished Name以外の情報も利用可能です。

     

    使用できる項目例は以下となります。

  7. レポートの表示順番を制御する項目を指定します。
  8. 次へをクリックします。
  9. レポートの生成タイミングを指定します。
  10. Create Custom Report のボタンをクリックします。
           Run Onceを指定している場合、その場でレポートの生成を実施します。
  11. 画面はメニューのReport Libraryに移動し、作成したレポートを作成するため、バッチ処理のために  待ち行列に登録します。
  12. バッチ処理が完了すると、上記の操作をおこなったユーザー(管理者)に件名「Your report is ready」のメールで通知が届きます。 このメールにはリンクがあり、それをクリックするとユーザー(管理者)としてログイン後にレポートをCSV形式でダウンロードします。
    このファイルは<レポート名称>_yyyy-mm-dd.csvというファイル名になります。もしレポート名称に日本語を使う場合、 このダウンロードファイルは 文字化けする 場合がありますので、非推奨となります。

また、メニューの<レポートと監査>から<Report Library>を選択することで、生成し、サーバー側に残っているレポートを一覧でみることができ最新のレポートのみ、メニューからダウンロードすることができます。過去のレポートは参照することはできません。

このときのダウンロードファイルは<レポート名称>.csvとなります。レポート名称に日本語を使用している場合、近時のモダンブラウザであれば文字化けせずダウンロードすることができます。 (メールのリンクからのダウンロードと違い、日付は含みませんのでご注意ください)

 

レポートの再実行

レポートの再実行をしたい場合には、Report Libraryのレポートの一覧から実行することができます。
手順は以下の通りです。

  1. メニューの<レポートと監査>から<Report Library>を選択
  2. 再実行したいレポート名の右にあるアイコンからRun Nowをクリックします。
  3. バッチ処理の待ち行列に登録します。処理が完了するとメールが届きますので、メールのリンク、またはReport Libraryからダウンロードします。
  4. 処理待ち行列に登録している場合、証明書の削除(Delete report)、生成処理待ちの
    キャンセル(Stop running report)は可能です。

 

レポートの削除

レポートの削除をしたい場合、Report Libraryのレポート一覧から実行することができます。 手順は以下の通りです。

  1. メニューの<レポートと監査>から<Report Library>を選択
  2. 削除したいレポート名の右にあるアイコンからDelete reportをクリックします。

     

    *1 申請コード(Enrollment)レポートの場合の例

  1. メニューから「管理」- 「申請」を選択します。
  2. 右側のCustom Reportのアイコンをクリックします。
  3. Create Custom report をクリックします。
  4. レポート作成の画面になりますので、Report nameにレポート名称を入力します。
        今後、この名称で再発行などの際に選択をしますので、わかりやすい名称を つけてください。 日本の名称も使えますが、一部制約がありますので、 英数文字での名称を 推奨いたします。
    次へをクリックします。
  5. レポートに含める項目の選択、レポートの表示順を決定する項目の指定します。
  6.         使用できる項目例は以下となります。

  7. レポートの表示順番を制御する項目を指定します。次へをクリックします。
  8. 実行タイミングを指定(即時一度のみ、または特定の実行日)し、Create custom reportを
    クリックします。
  9. 以後の操作は証明書のレポートと同じです。