このステップでは、暗号化メールを送信・受信する方法を説明します。
暗号化メールを送信するには、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
- 暗号化メールを送信する相手の有効な電子証明書(公開鍵情報)を持っていること
- 暗号化メールを送信する相手の情報が Outlook 連絡先 に登録されていること
- 有効な電子証明書とメールアドレスの情報が Outlook 連絡先 に正しく登録されていること
送信相手の電子証明書を登録する手順は、以下リンク先を確認してください。
詳細
暗号化メールを送信する
- Outlook 2007 を起動し、受信トレイで[新規作成]をクリックします。
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- メール作成画面が表示されます。「宛先」「件名」および本文を入力します。
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- 送信準備ができたら[メッセージ]メニューの[オプション]グループ内にある[メッセージと添付ファイルの暗号化]
をクリックします。
- [送信]をクリックします。
暗号化メールを受信する
- 暗号化されたメールを受信すると、以下のように表示されます。
件名をダブルクリックします。
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- 以下のダイアログが表示されたら「アクセス許可の付与」をチェックし、[OK]をクリックします。
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- メールの本文が表示されます。画面右側に暗号化アイコン(施錠した錠前のマーク)が表示されています。
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確認手順: 暗号化メールを送信できない場合
[送信]クリック後、以下のダイアログが表示される場合は、送信相手の電子証明書が正しく Outlook 連絡先 に登録されていません。
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この場合は、暗号化メールを送信する相手に電子署名付きのメールを送信してもらい Outlook 連絡先 に登録する必要があります。
参考手順:
個人用電子証明書を利用すると、以下のようなメールの送受信が可能になります。
送信方法 |
送信条件 |
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「署名付き」で送信する |
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「暗号化」して送信する |
- 送信相手の電子証明書が正しく Outlook 連絡先 に登録されていること
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「署名付き」かつ「暗号化」して送信する |
- 自分自身の電子証明書が正しく登録されていること
- 送信相手の電子証明書が正しく Outlook 連絡先 に登録されていること
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「署名付き」かつ「暗号化」で送受信したメールは、以下のように表示されます。
送信画面
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受信したメール本文
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