2024年11月14日(米国時間)、CA/Bフォーラムにて Ballot SC-80v3「ドメインの連絡先および依拠するDCVの方法を特定するためのWHOISの使用停止について」が可決されたことを受け、WHOIS掲載のEメールアドレス等連絡先情報を使用したドメイン検証プロセスを終了することとなりました。
メール認証方式のうち、WHOIS掲載のEメールを使用したドメイン名の承認・検証方法は、2025 年 7 月 15 日(米国時間)以降使用停止となります。引き続き有効な他の認証方式のいずれかをご利用ください。詳細は以下のご案内を確認してください。
WHOIS ベースのEメール によるドメイン名の利用権確認(DCV)方式のご利用及びサポート終了に関するご案内
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地域型ドメイン名 および 都道府県型ドメイン名の様に、都道府県、市区町などの階層とその名称を含む属性型ドメイン名(例:.shinjuku.tokyo.jp)でのSSL証明書の申請が、正しく完了しないことがあることを確認しています。
企業認証(OV/EV)SSL証明書の申請の場合:
申請後「1つ以上のサービスにアクセスできませんでした。要求中に予期しないシステムエラーが発生しました」というエラーが表示されます。
地域型ドメイン名、都道府県型ドメイン名をコモンネームに含む証明書を申請する場合、以下の手順で申請をしてください。
- CertCentral 画面左側「設定」から「ユーザー設定」→「詳細設定」→「ドメイン認証範囲」で [認証する正確なドメイン名を提出する] を選択して「設定を保存」してください。
- 証明書(オーダー)の申請画面、またはドメイン名の認証申請画面でドメイン名の利用権確認(DCV)方式(DNS TXT Record や HTTP Practical Demonstration等)を選択してください。
任意のEメールアドレス宛にDCVメールを送信して承認操作を行う場合には、DNS TXTレコード(DNS TXT Record)方式の "DNS TXT record email contacts" を利用できます。手順の詳細は DNS TXT record email contacts についてを確認してください。
- 選択した方式で、ドメイン名の認証を完了させてください。
構築済みEメールアドレス宛のDCVメール
構築済みEメールアドレス(admin、administrator、webmaster、hostmaster、postmaster @[ドメイン名])宛にDCVメールを送信して承認操作を行う場合には、以下の手順で申請および連絡をしてください。
- CertCentral 画面左側「設定」から「ユーザー設定」→「詳細設定」→「ドメイン認証範囲」で [認証する正確なドメイン名を提出する] を選択して「設定を保存」してください。
- 証明書(オーダー)の申請画面、またはドメイン名の認証申請画面でドメイン名の利用権確認(DCV)方式として、HTTP Practical Demonstrationを仮選択して申請を完了させてください。
- 申請完了後、以下の情報を弊社認証サポート(standard.validation.jp@digicert.com)宛にご連絡ください。
- オーダー番号
- ご希望のDCVメール送信先(以下より選択ください)
(1) admin@<申請ドメイン名>
(2) administrator@<申請ドメイン名>
(3) webmaster@<申請ドメイン名>
(4) postmaster@<申請ドメイン名>
(5) hostmaster@<申請ドメイン名>
- ご連絡を受け、弊社にてご希望の送信先にDCVメールを送信します。受信したEメールより、承認操作を完了させてください。