重要: 新しい情報が入手できた段階で、本ページを更新致します。定期的に最新情報の確認をお願いします。 |
2024年11月14日(米国時間)、CA/Bフォーラムで、バロットSC-80v3「ドメインの連絡先および依拠するDCVの方法を特定するためのWHOISの使用停止について」が可決されました。このバロットにより義務付けられた業界の変更に従うため、DigiCertをはじめとする認証局(CA)は、Eメール、ファクシミリ、SMS、郵便、電話によるドメイン名の利用権確認(DCV)方法において、ドメイン連絡先を特定するためにWHOISを使用することを停止しなければならなくなりました。
※現在DigiCertは、Eメールおよび電話によるWHOISを使用したDCV方式のみを使用しています。
このバロットは、Eメール を使用したすべてのドメイン名の利用権確認(DCV) 方式に影響するわけではありません。Eメールを使用する DCV 方式を希望する場合は、DNS TXT に登録したEメールを使ったDCV方式や、構築されたEメールを使った DCV 方式を使用することができます。しかし、CA/BフォーラムがEメールDCV方式を今後も精査する可能性が高いため、DigiCertはEメールを使用しないDCV方式のいずれかを使用することを推奨します。
以下DigiCertがサポートするDCV方式を参照ください。
大半のドメインは、その所有者の連絡先情報を記載した情報が公開されています。DigiCertなどの認証局(CA)は、この情報を利用してドメイン所有者に連絡し、そのドメインに対して証明書を発行してよいかどうかの許可を得ます。WHOISに基づくドメイン利用権確認は、公的な証明書発行のドメイン認証の中で最も一般的な方法ではありますが、最近では信頼性が低くなっており、業界基準が変更され、認証局(CA)がより厳格なドメイン検証方法を使用する必要性が出てきています。
DNSレコードの変更、管理者メールアドレスの設定、サーバへのHTTPファイルの設置など、他のドメイン利用権確認方法は追加の作業や知識が必要となる場合がありますが、これらの方法は、お客様やお客様の顧客にとって、より優れたセキュリティと信頼を提供することになります。その他のDCV方式の詳細については、以下のDigiCertがサポートするDCV方式をご覧ください。
DigiCert は、WHOIS ベースの DCV 認証方式のサポートを廃止し、WHOIS を使用して行われた過去のドメイン検証履歴の再利用を停止することで、バロット SC-80v3 で指定された日付までに確実にドメイン名の利用権確認方式を変更します。
以下の変更は、以下の証明書タイプを含むすべてのDigiCertドメイン検証に影響します。
2025年1月8日(米国時間)、DigiCertは以下のサービスを停止します:
どのような影響がありますか?
手動WHOIS検索で取得したEメールまたは電話番号を使って行うDCV方式を使用してドメインを検証している場合、この変更の影響を受ける可能性があります。DigiCertの自動WHOIS検索で検証に使用したいメールアドレスが確認できなかった場合、この変更の影響を受けます。次回の証明書申請時には、別の検証方法を使用するようにしてください。証明書の即時発行サービスを利用している場合は、事前にドメインの再検証を行ってください。
DigiCertは、できるだけ早く別のDCV方式を利用することを推奨します。詳細は、以下のDigiCertがサポートするDCV方式およびドメイン検証プロセスを参照してください。
2025年5月8日(米国時間)、DigiCertはWHOISに記載があるEメールと電話番号を使用して行うDCV 方式のサポートを終了します。DigiCertシステムは、ドメイン検証を目的としたWHOIS検索を完全に停止します。
どのような影響がありますか?
WHOISに記載があるEメールと電話番号を使用して行うDCV 方式を使用している場合で、引き続きEメールを使用してドメイン検証を行いたい場合は、別のDCV方式を使用するか、DNS TXTを使用して Eメールアドレスを登録する(DNS TXT record email contacts)か、構築されたEメールアドレスを設定する必要があります。詳しくは下記のDigiCertがサポートするDCV方式とドメイン検証プロセスを参照してください。
2025年7月8日(米国時間)、DigiCertは、以前に取得した情報が再利用可能な397日以内であるかどうか、WHOISの検索方式に関係なく、WHOISを使用した過去のドメイン検証履歴の再利用を停止します。
どのような影響がありますか?
WHOISに記載があるEメールと電話番号を使用して行うDCV 方式を使用している場合で、引き続きEメールを使用してドメインの検証を行いたい場合は、別のDCV方式を使用するか、DNS TXTを使用して Eメールアドレスを登録(DNS TXT record email contacts)するか、構築されたEメールアドレスを設定する必要があります。証明書の即時発行に依存している場合は、事前にドメインを再検証してください。以下のDigiCertがサポートするDCV方式およびドメイン検証プロセスを参照してください。
参照
お困りですか?
ドメイン連絡先の識別に WHOIS を使用することを禁止するこのバロットについて質問またはご不明な点がございましたら、アカウント マネージャーまたは DigiCert サポートまでお問い合わせください。
※本ページは、こちら (英語) のページをもとに作成されています。