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Solution ID : SOA2002

Last Modified : 10/11/2022

認証マーク証明書(VMC)の認証について

Solution

認証マーク証明書(Verified Mark Certificates = VMC) は、Eメールのセキュリティを強化し、受信トレイの信頼性を高め、ユーザーがブランドロゴとDMARCによるアクティブなセキュリティチェックを関連付けるのに役立ちます。

認証マーク証明書(VMC)の認証プロセスは、EV証明書の認証プロセスをベースにVMC仕様書のセクション3.2で要求されている新しい認証プロセスが追加されています。
認証マーク証明書(VMC)取得のための認証完了までに、数週間かかる場合がありますので、できるだけスケジュールに余裕をもち、お早めに申請をお願いします。

EV証明書の組織認証の他に、認証マーク証明書(VMC)には以下のような認証項目が追加されています。

 

組織のSVGロゴの検証

  • ロゴは適切にフォーマットされており、登録商標(デザインマーク)と一致している必要があります。
  • ロゴの準備については、BIMIの準備:ロゴの準備 を確認してください。
  • このステップは事前にご確認・ご準備いただくと、スムーズな申請に役立ちます。

商標の検証・認証

  • 登録商標の商標登録番号と、商標登録を許可した商標局の名前を確認します。
  • 日本国内では、経済産業省 特許庁 に商標登録され、登録番号を持つ必要があります。その他、現在承認されている商標局については、 VMCの資格–ロゴを商標登録する方法を確認してください。
  • 承認されている商標局に商標が登録されていない場合は、VMCを申請する前に商標登録を行う必要があります。

認証マーク証明書(VMC)申請者の認証

  • 認証マーク証明書(VMC)の取得には、デジサート認証担当者とのビデオ通話もしくはデジサートが指定した資格者(弁護士または司法書士、行政書士)とのビデオ通話が必要です。
  • 弁護士または司法書士、行政書士などの資格者は、デジサートより選定しますが、この手配および日程予約等のために時間を要します。
  • 詳細は、認証マーク証明書(VMC)申請者個人の認証を確認してください。

 

認証マーク証明書(VMC)申請から発行まで・認証の流れ

認証マーク証明書(VMC)の認証には、申請組織の認証に加え申請者個人の身元確認等、厳格な認証の実施が規定されています。
このため、通常の証明書製品よりも多くの時間を要します。できるだけお早めに余裕を持った申請をお願いします。

申請から発行までに行う認証の流れは以下のとおりです。

(1) EV組織認証

  1. .EV証明書と同じレベルの 組織認証 を行います。
  2. 申請者(認証済連絡先)の在籍および権限確認を行います。
     規定の第三者データベースで確認した申請組織の電話番号宛てに電話連絡のうえ、
     ご本人以外の第三者に以下の内容を確認します。
    • 申請者(認証済連絡先)の氏名
    • 申請者(認証済連絡先)の役職(※)
    • 申請者(認証済連絡先)のEメールアドレス
    • 申請者(認証済連絡先)の連絡先電話番号
    • 申請団体の正社員として在籍していること
    • 申請団体を代表して、証明書を申請する権限をもっていること

    (※)役職名が無い場合、役割名、ポジション名などを確認します(例:一般社員、営業担当、IT担当など)

(2) 認証マーク証明書(VMC)申請者個人の認証

2022/04/01 更新
これまで「1.デジサート認証担当者とのビデオ通話」および「2.デジサートが指定した資格者(弁護士または司法書士、行政書士)とのビデオ通話」の実施が必要でしたが、
認証マーク証明書(VMC)申請者個人の認証に関する手順の見直しにより、いずれか一方の実施に変更となりました。


   以下 1. または 2. いずれかの方法で申請者個人の認証を実施します。
   申請者様には、ビデオ通話にて身分証明書(政府発行の写真付き証明書)を提示いただき必要な確認に対応いただく必要があります。

 

  1. デジサート認証担当者とのビデオ通話
    • ビデオ通話を開始する前に、申請者個人の写真付き身分証明書(運転免許証など政府発行の証明書)のコピーを
      PDFなどのファイルで弊社が用意した提出先フォルダにアップロードいただきます。
    • ビデオ通話中に、事前にコピーをアップロードいただいた身分証明書を提示いただきます。
    • 提示いただいた身分証明書のID番号および、電話番号、住所などの連絡先情報を確認させていただきます。


  2. デジサートが指定した資格者(弁護士または司法書士、行政書士)とのビデオ通話
    • デジサートが設定した日時に指定資格者とビデオ通話を行っていただきます。
    • ビデオ通話中に、指定資格者の指示に従って身分証明書(運転免許証など政府発行の証明書)の提示、およびVMC宣言書類に必要事項を記入いただきます。
    • VMC宣言書類に記入する申請者情報は、申請時の登録情報や提示いただく身分証明書の内容と正確に一致する必要があります。
    • 記入いただいたVMC宣言書類は、ビデオ通話を行った資格者あてにPDFなどのファイルで送信いただきます。
    • 資格者は受け取ったVMC宣言書類に署名のうえ、デジサート宛に提出します。

(3) ロゴマークの認証

  • 提出されたロゴマークが、承認されている8つの商標登録機関のいずれかに有効な状態で登録済みであることを確認します。
  • ロゴマークの登録者名が、認証マーク証明書(VMC)申請組織名と正確に一致することを確認します。
  • 提出されたロゴマークが、商標登録機関に登録されているマークおよびその条件と正確に一致することを確認します。