2026年6月1日より、DigiCert は canary 証明書およびテスト証明書を含むすべての公開 TLS 証明書を、少なくとも 1 つの Certificate Transparency(CT)ログに記録します。
CTログ記録の実施対象は、DigiCertのすべてのパブリックTLS証明書: DV、OV、EV、EU Qualified Website Authentication Certificate(QWAC)、EU QWAC PSD2と、DigiCertの
すべてのブランド(DigiCert®、GeoTrust®、Thawte®、RapidSSL®、Encryption Everywhere®)が含まれます。
TLS証明書の透明性を高め、インターネットセキュリティをさらに強化するため、Google Chromeルートプログラムポリシーでは、認証局(CA)に対し、2026年6月15日
までにすべてのTLS事前証明書と最終証明書を少なくとも1つのCTログに記録することを義務付けています。Google Chromeルートプログラムポリシーの詳細については、
こちらをご覧ください。 Learn more about the Google Chrome Root Program Policy.
CTログは、すべてのwebPKI認証局による証明書発行の監査可能な記録を作成することで、TLS/SSL証明書のエコシステムを強化します。証明書の透明性について詳しくは、こちらをご覧ください。
2015年以降、Googleは認証局(CA)に対し、拡張認証 (EV) TLS 証明書をパブリックCTログに記録することを義務付けてきました。2018年4月には、組織認証 (OV)
TLS 証明書とドメイン認証 (DV)TLS証明書もパブリックCTログに記録することをCAに義務付け始めました。
CTログはブラウザポリシー上、必須ですが、法的な強制力はありませんでした。
これまで、CTログの記録は、TLS証明書がChromeなどのブラウザで使用される場合にのみ必要でした。ログに記録されていない証明書でもブラウザで動作しましたが、"untrusted”という警告が表示されていました。今回の新しい要件により、すべてのパブリックTLS証明書はログに記録されなければなりません。
これまで CT ログへ記録しない運用が使われていた理由は?
過去には、従来は、ブランド戦略、プライバシー、ネットワークセキュリティなどの理由から、一部の公開 TLS 証明書に含まれるドメイン名を公開したくないというご要望があり、CT ログへ記録しない設定を利用するケースがありました。今後そのような用途では、公開証明書ではなく、Private TLS の利用をご検討ください。
2026年6月1日より、DigiCertは、再発行や重複した証明書を含む、新たに発行されたすべてのパブリックTLS証明書をCTログに記録します。また、CertCentralからCTログに関するすべてのオプションを削除します。詳細は下記をご覧ください。
新しいCTログの強制適用による影響を受けるのは、現在TLS証明書をCTログから除外しているお客様のみです。デフォルトでは、DigiCertはすべてのパブリックTLS証明書をCTログに記録しています。そのためほとんどのDigiCertの顧客は、すべてのパブリックTLS証明書をCTログに記録しています。
はい :すべてのパブリックTLS証明書をCTログに記録している場合は、特に対応をしていただく必要はありません。DigiCertは引き続きお客様のTLS証明書をCTログに記録します。
いいえ:一部のパブリックTLS証明書をCTログから除外している場合は、今回の変更がお客様の環境にも影響します。2026年6月1日以降、TLS証明書をCTログから除外する必要があるかご確認ください。2026年6月1日より前にCTログへ記録せずに発行済の既存のTLS証明書には影響しません。
2026年6月1日より、DigiCertはCertCentralに以下の変更を加えます。:


現在ご利用中のTLS証明書の使用事例を評価し、どの証明書がパブリックな信頼を必要とするのか、どの証明書が内部的な信頼のみを必要とするのかを判断することを
お勧めします。
パブリックトラスト:TLS証明書にパブリックトラストが必要な場合、それらは公開されているルート階層によって発行され、新しいGoogle Chromeポリシーに従って
CTログに記録されなければなりません。例外はありません。
プライベートトラスト(Private TLS):TLS証明書にパブリックトラストが不要な場合、2026年6月1日以降もTLS証明書を公開CTログに記録されないようにするには、プライベートPKI階層を使用できます。
プライベートPKI階層は、ブラウザのパブリックトラストを必要としないため、ChromeのCTログ記録要件の対象外となります。
弊社のチームは、お客様の具体的なご要望についてご相談に応じ、お客様のニーズに最適なPKIアーキテクチャの設計をお手伝いいたします。ご質問やご不明な点が
ございましたら、担当のアカウントマネージャーまたはDigiCertサポートまでお問い合わせください。
TLS証明書がCTログに記録されているかどうか不明な場合は、個別に確認できます。また、CertCentralのレポートライブラリを使用して、TLS証明書がCTログに記録されているかどうかを確認することができます。
CertCentralアカウントでレポートライブラリ機能が有効になっている場合、CTログに記録されていないTLS証明書を特定するためのオーダーレポートを作成できます。 オーダーレポートの作成に関してはこちらを参照してください。