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TLS/SSLサーバー証明書用の一部ルート証明書( G1 Root CA )のMozilla社およびGoogle社Root CAストアからの削除について

Solution ID : ALERT49
Last Modified : 2025/04/18
 
2025年4月16日
デジサート・ジャパン合同会社
 


拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社サービスをご利用頂きありがとうございます。

 首記の件につき、今般Mozilla社およびGoogles社のRoot CAのポリシーにある、
Root CA作成からの経過期間のルールにより、TLS/SSLサーバー証明書向けの
一部Root CAの利用を終了いたします。こちらの通知を受信されているお客様、
パートナー様は信頼するRoot CAから削除される予定のCAを使って
TLS/SSLサーバー証明書を発行されている可能性がございますので、
下記について確認をお願いいたします。

 弊社では引き続きサービスの向上に努めてまいりますので、今後ともご愛顧を
賜りますようお願い申し上げます。

 

 

1. 信頼するRoot CAから削除されるCAと実施時期について
  Mozilla社およびGoogle社のRoot CA ポリシーでは、TLS/SSLサーバー証明書用の
Root CAについて、 CAの作成後10年を経過したものが順次削除(Distrust)の対象と
なります。2026年に削除(Distrust)の対象となる弊社のRoot CAは、以下に示す
(弊社で「G1 Root CA」と呼ばれる)ものです。

 • DigiCert Assured ID Root CA
 • DigiCert Global Root CA
 • DigiCert High Assurance EV Root CA

この変更は2026年 4月15日に実施される予定です。当該日以降はMozilla社およびG
oogle社の製品においてはこれらのRoot CAから発行されるTLS/SSLサーバー証明書は
信頼されなくなります。

本件詳細については以下をご参照ください。
https://knowledge.digicert.com/jp/general-information/digicert-root-and-intermediate-ca-certificate-updates-2023(日本語)

当該ポリシーについては以下をご参照ください。
Mozilla社:https://wiki.mozilla.org/index.php?title=CA/Root_CA_Lifecycles (英語)
Google社:https://g.co/chrome/root-policy (英語)

2. 弊社の対応について
 現在TLS証明書は最大397日有効な証明書が発行可能ですが、本件に伴い、
弊社は上記に記載した認証局から発行するTLS/SSLサーバー証明書については、
有効期間を2026年 4月15日を超えないように、有効期間を短縮して発行いたします。

 お手数ですが、お客様、パートナー様で該当ブラウザのご利用がある場合には、
G1 Root CA 以外からのTLS/SSLサーバー証明書の発行をお願いいたします。
他の選択可能なRoot CA証明書については、以下をご参照ください。
https://knowledge.digicert.com/jp/general-information/digicert-root-and-intermediate-ca-certificate-updates-2023 (日本語)

3. 例外対応の可能性について
 ブラウザ以外の使用方法において、当該G1 Root CAからのTLS証明書をご利用の場合、
2026年4月15日以降においても有効期間を短縮していないTLS証明書の発行について
ご要望がございましたら、その必要性に関する理由をご提示いただくことで、
対応できる可能性がございます。貴社にてご要望がある場合は、必要とされる詳細を
ご提示の上、DigiCertサポートにお問合せをお願いいたします。

4. 本件に関するお問合せ
お問い合わせ先: https://www.digicert.com/jp/contact-us