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Secure Email for Individual/BusinessをPDF署名用に流用する場合

Solution ID : INFO168
Last Modified : 2025/06/27

Secure Email for Individual/BusinessをPDF署名用に流用する場合、以下の点にご注意ください。

本来PDFの署名にはAATL(Adobe Approved Trust List)証明書を使用することが適切です。こちらは証明書をインストールする環境にFIPS-140-2 Level3 またはCommon Criteria EAL4+の認定を取得しているハードウェアによる鍵の保護が必要です。そのためお客様によっては、ハードウェアでの秘密鍵の保護が難しい場合がございます。本KBで記載している証明書転用は、証明書自体がAATL証明書ではないものの PDFファイルへの署名に利用したい、インストールする環境にハードウェアによる秘密鍵の保護が不要というニーズに該当いたします。

Secure Email for Individual/Businessにおいて、上記の利用形態を希望するお客様は申請のページの「追加証明書オプション」において以下を設定、確認ください。

証明書の申請、「追加証明書オプション」において、証明書を発行する中間認証局(Intermediate CA)証明書が以下であること。
もし、選択肢にこの中間認証局が表示されない場合には、弊社サポートにお問い合わせください。

DigiCert G1 SMIME RSA4096 SHA384 2025 CA1 – DigiCert Global Root CA

また厚生省様の薬事申請等のオンライン手続きを提供するゲートウェイサービスにて当該証明書を使う場合には、上記の中間CAの指定に合わせて、申請の画面において

  • プロファイルオプションでMultiPurposeを選択
  • 追加証明書オプションにて「個人認証」にチェック

して申請してください。