DigiCert KnowledgeBase - Technical Support-hero

Knowledge Base

ドキュメントサイニング証明書利用者の個人認証について

ソリューション番号: SOA2001
最終更新日: 2025/01/11

ドキュメントサイニング証明書では、証明書を取得・利用される申請者(申請画面の「対象情報」に入力いただく個人の方)について、本人確認等の個人認証を実施します。CertCentralより、証明書(オーダー)の申請をいただいた後、弊社認証担当者が認証を開始し、ご提出いただく書類や手続きについてご案内します。

 

証明書利用者の個人認証について

以下2点の書類をご提出いただきます。

  • 本人確認書類(Attestation Letter)
  • 政府発行の顔写真付き身分証明書(運転免許証 マイナンバーカードなど)のコピー
    ※住所の記載がない身分証明書を提示いただく場合、住所を確認できる追加書類(電話回線請求書や行政機関が発行した書類など)の提出が必要です。

本人確認書類(Attestation Letter)は、弊社認証担当者とZoom等でビデオ通話に接続した状態で作成いただきます。
申請者様の情報として名前、住所、電話番号、メールアドレスおよび、併せてご提出いただく身分証明書の種類や発行元、登録番号、有効期限などの情報を入力いただきます。

  1. 申請を受付後、弊社より本人確認書類のテンプレートを送付します。 併せて、弊社認証担当者とのビデオ通話のスケジュールをご案内します。
  2. 認証担当者とのビデオ通話のスケジュール調整をさせていただいた後、ビデオ通話用のリンク(Zoom)をご案内します。
  3. ビデオ通話当日は、認証担当者と接続した状態で事前に送付した本人確認書類に記入・署名いただき、身分証明書を画面上に提示していただきます。
  4. 作成・署名済みの本人確認書類、および身分証明書のコピーは弊社よりご案内する提出先フォルダにPDF等のデータでアップロードいただきます。


その他ドキュメントサイニング証明書の申請・認証について

  • 証明書のサブジェクト情報
    組織向けドキュメントサイニング証明書の場合、証明書のサブジェクト情報として Organization name に申請組織名が、 Common name には申請者の個人名または申請組織名が表示されます。
    申請者の個人名を表示させたくない場合は、CertCentralからドキュメントサイニング証明書を申請する際、コモンネーム「組織名」を選択してください。「証明書所有者の氏名」が選択された状態で申請すると、申請者の個人名が Common nameに表示されます。
  • 電話認証
    組織向けドキュメントサイニング証明書の場合、以下リンク先の手順で電話認証を行います。
    https://knowledge.digicert.com/jp/solution/verification-call#ra
    個人向けドキュメントサイニングの場合は、電話認証は行いません。
  • HSMデバイスにドキュメントサイニング証明書をインストールする場合
    現在ドキュメントサイニング証明書の申請画面では、プラットフォームの選択肢としてHSMデバイスが表示されていません。

    以下のとおり仮選択して申請を完了させた後、HSMデバイスへのインストールをご希望の旨、認証サポート(standard.validation.jp@digicert.com)まで必ずご連絡ください。

    1. プロビジョニングオプションで「既存のトークンを使用する」を選択してください。
    2. トークンプラットフォームで” Use Existing Token" + "FIPS 140-2 Level 2 or Common Criteria EAL 4+” を選択してください。
    3. 認証サポート(standard.validation.jp@digicert.com )宛に、HSMデバイスへドキュメントサイニング証明書をインストールする旨Eメールでご連絡ください。

      ご連絡をいただいた後、お客様がご利用のHSMデバイスの秘密鍵保護要件に問題がないことを確認するために必要となる「ドキュメントサイニング監査報告書」のご案内をします。