認証マーク証明書 Verified Mark Certificates(VMC)は、メールクライアントの「送信者」欄の横にコーポレートロゴの表示を可能にします。またサーバ証明を設定しているWebサイトに表示できるスマートシールにもロゴを表示するオプションがあります。VCMやスマートシールで使用するロゴはSVG(Scalable Vector Graphic)形式である必要があります。
認証マーク証明書(VMC)のロゴ画像は標準規格のフォーマット(SVG形式、縦横比 1:1、サイズ 32KB 以下)で作成してください。
SVGは、SVG Portable/Secure(SVG-ps)プロファイルに準拠している必要があり、Adobe Illustratorなどのベクターアプリケーション用のエクスポートテンプレートがないため、以下のベストプラクティスを参考にして作成する必要があります。
※ 下記の手順でサイトシールの作成にも対応しています
Step1:ラスタ形式(ビットマップ)をベクター形式('.ai'、'.eps'、'.pdf'、'.svg')に変換する
ロゴがPhotoshopなどのデザインソフトで作成されたもので、ラスタ形式で構成されている場合には、ロゴをベクター形式に変換する必要があります。
Step2:SVG Tiny 1.2としてエクスポートする
ロゴをベクター形式で作成した後、Adobe IllustratorでSVG Tiny 1.2プロファイルとして書き出します。
1. ベクタ画像(「.ai」、「.eps」、「.pdf」、「.svg」)をAdobe Illustratorでファイルを開きます。
2. [別名で保存]をクリックします。
3. ダイアログボックスが開いたら、ファイル名をつけて、[ファイルの種類]で "SVG(*.svg)"を選択し、[保存]をクリックします。
4. ダイアログボックスが開いたら、[SVG Profiles]より"SVG Tiny 1.2 "を選択し、[OK]"をクリックします。
Step3:テキストエディタでコードを編集する
SVGファイルをテキストエディタ(メモ帳やNotepadなど)で開きます。
重要: SVGファイルはテキストファイルです。拡張子が「.svg」の「txt」形式のファイルを開き、編集し、再保存できることです。
1. ファイルを開きます。
2. SVGファイルのソース内のヘッダーに以下の設定があることを確認します。
xmlns=http://www.w3.org/2000/svg, version="1.2, baseProfile="tiny-ps“
以下のサンプルのように、ファイルの先頭に他の情報がある場合がありますが、これらは必ず存在しなければなりません。 例えば次のような文字列です。
<svg version="1.2" baseProfile="tiny-ps" id="Layer_1" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="0 0 1080 1080“ xml:space="preserve">
Illustratorからエクスポートした場合は、baseProfileを「tiny-ps」に変更し、「x=、y=、overflowの」項目を削除する必要があります。 Illustrator日本語版からエクスポートした場合は、「id="レイヤー_1"」を「id="Layer_1"」に変更してください。 |
3. title要素に組織名を入れます。
4. テキスト形式で、拡張子がSVGのファイルを保存します。
上記の手順が終わり次第、キャリッジリターン(改行コード)が正しく設定されているかも併せてご確認ください。
[認証マーク証明書(VMC)] ロゴのキャリッジリターン(改行コード)を正しく設定する方法 (CR LF から LFへ)
サンプルファイル
下記のサンプルファイルは、お客様のデザインの参考やテンプレートとしてご利用いただけます。
Quick Link : [認証マーク証明書(VMC)] 設定ガイド