経緯
業界では間もなく、認証局(CA)に対して、単一目的で生成された中間CA証明書に署名検証する単一目的のルート証明書からTLS/SSL証明書を発行することを義務付ける予定です。 この変更に先立って、DigiCert では、パブリック TLS/SSL証明書を発行するための新しい第 5 世代 (以下、G5)のパブリックルート証明書、および中間CA証明書の階層を作成しました。
DigiCertは、ルート証明書の偏在性を改善するため、またG1ルートにチェーンするためのクロスルートのインストールが必要なくなるように、必要なすべての証明書トラスト ストアに G5ルートが確実に含まれるように懸命に取り組んでいます。
しかし、ルート証明書がトラストストアに追加されたとしても、ユーザーがシステム、ブラウザ、またはアプリケーションを直ちに最新バージョンに更新するとは限りません。新しいG5ルート証明書が必要なトラストストアから欠落している場合でも、証明書が確実に信頼されるように、DigiCertはG1ルートにチェーンさせるためのクロスルート証明書をインストールすることを推奨しています。
普及率の高いG1ルート証明書にチェーンするクロスルート証明書をインストールすることで、以下のOSおよびクライアントで証明書が信頼され続けることを保証します。
ベンダ | バージョン |
Microsoft | Windows XP SP3以上 |
Apple |
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Mozilla | Firefox 2.0以上 |
Android 1.1以上 |
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Oracle | JRE 1.4.2以上 |
G5階層の証明書が発行後に発行通知に添付される(またはCertCentralからダウンロードする)ZIPファイルには下記の証明書が同梱されます。ただし申請時またはCertCentralから証明書をダウンロードする際に選択したサーバー・プラットフォームにより、これ以外のファイルが含まれている場合があります。
Zipファイル証明書:
証明書のコピーが今すぐ必要な場合は、以下の中間CAおよびクロスルート証明書のページよりダウンロードしてください。
Windows Server にクロスルートCA証明書をインストールしていますか? Windowsサーバーにクロスルート証明書をインストールする場合は、ナレッジベース記事「中間証明書のトラブルシューティング – クロスルート証明書を送信するWindowsサーバーを設定する (英語)」を参照してください。 |
1. テキストエディタ(メモ帳など)を使って、クロスルート証明書ファイルを開きます。
2. エディタで、すべての内容をコピーします。
3. テキストエディタでG5中間CA証明書ファイルを開きます。
4. クロスルート証明書ファイルの内容をG5中間CA証明書ファイルの末尾に貼り付けます。
5. 更新したG5 中間CA証明書ファイルを保存します。
6. これで、証明書をサーバーにインストールする準備ができました。証明書は、必要なトラストストアで新しいG5ルートを見つけることができない場合でも、信頼されるようになります。
RSA TLS/SSL証明書
ブランド 公開鍵方式 |
中間CA証明書 | クロスルート証明書 | 中間CA証明書とクロスルート証明書バンドル |
デジサート RSA |
ダウンロード |
G1 Cross Signed DigiCert TLS RSA 4096 Root G5証明書をダウンロードする。 |
ダウンロード |
Thawte RSA |
ダウンロード |
ダウンロード |
|
ジオトラスト RSA |
ダウンロード |
ダウンロード |
|
RapidSSL RSA |
ダウンロード |
ダウンロード |
ECC TLS/SSL証明書
ブランド 公開鍵方式 |
中間CA証明書 | クロスルート証明書 | 中間CA証明書とクロスルート証明書バンドル |
デジサート ECC |
ダウンロード |
G3 Cross Signed DigiCert TLS ECC P384 Root G5証明書をダウンロードする。 |
ダウンロード |
Thawte ECC |
ダウンロード |
ダウンロード |
|
ジオトラスト ECC |
ダウンロード |
ダウンロード |
|
RapidSSL ECC |
ダウンロード |
ダウンロード |
※本ページは米国ページを元に作成されています。