サーバIDを取得し、ウェブサーバへのインストールが完了しました。
バックアップしておく必要があるのはどのようなファイルでしょうか。
取得したサーバIDの情報を含む有効なキーペア(秘密鍵と公開鍵)をバックアップしておく必要があります。
運営中のウェブサーバを再構築する場合などには、事前にバックアップしておいたキーペアファイルを新しい環境にインポートして利用します。
サーバIDインストール後は、必ずキーペアファイルのバックアップを行い、大切に保管してください。
バックアップ方法は、ウェブサーバアプリケーションごとに異なります。
手順については、各アプリケーションのマニュアルを参照するか、開発元に確認してください。
一般的なアプリケーションでの参考手順として、以下を確認してください。
アプリケーション | バックアップ方法 |
---|---|
Microsoft IIS 5.0 Microsoft IIS 6.0 Microsoft IIS 7.0 / 7.5 |
キーペアと証明書をまとめて管理している(*.pfx)ファイルをバックアップします サーバIDのインストール完了後にバックアップを取ります。 Microsoft IIS 5.0 SO23587 - キーペア(秘密鍵と証明書)のバックアップ Microsoft IIS 6.0SO23585 - キーペア(秘密鍵と証明書)のバックアップ Microsoft IIS 7.0 / 7.5 |
Apache | 秘密鍵ファイルとサーバIDの2つのファイルをバックアップします ファイル名・拡張子は任意で指定されています |
IBM WebSphere Application Server 7.0 + IBM HTTP Server 7.0 | CSRを生成した際の各データベースファイル(鍵データベースファイル、リクエストデータベースファイル、パスワードスタッシュファイル)をバックアップディレクトリに保存します。 |
Oracle WebLogic Server 11g | データベースファイル(鍵ストアファイル)と公開鍵を別メディアに保存します。 Oracle WebLogic Server では、証明書のキーペアや鍵データベースだけをバックアップする方法がありません。 |
Sun One Web Server 6.1 | サーバID および キーペアのデータベースファイルを別メディアに保存します。 サーバID:server_root/alias/https-<インスタンス名>-<hostname>-cert8.db キーペアファイル:server_root/alias/https-<インスタンス名>-<hostname>-key3.db |
バックアップしたキーペアファイルを別のサーバ環境へ移行(エクスポート/インポート)する場合は、以下のFAQを確認してください。