CertCentralからコードサイニング証明書および EV コードサイニング証明書 を申請してから発行までの流れを説明します。
2023年5月31日(水) 日本時間より、CSRを添付して申請したコードサイニング証明書オーダに対する証明書の発行を終了いたします。 詳細は「EVコードサイニング証明書、およびコードサイニング証明書の変更、 およびトークンの取り扱いについて(2023年5月) を参照ください。 |
厳格なプロセスに基づいて発行審査が行われています。お客様からの登録情報だけではなく様々な与信データやお電話での確認など、多くのプロセスをパスしなければ、コードサイニング証明書は発行できません。
発行通知メールを受信したらインストールを行います。申請時に選択したプロビジョニングオプション毎に手順が異なります。
▶「DigiCert提供のハードウェアトークン 」を選択した場合
▶「既存のトークンを使用する」を選択した場合
※既にインストールされている場合は不要です。
※バージョンが古い場合は動作しないことがあります。
※新しいバージョンをインストールする場合、古いバージョンはアプリケーションの削除を行ってからインストールすることをお勧めいします。
※インストールで使用する初期化コード(initialization code)の有効期間は30日です。
1か月を超えるとインストーラーに入力時にエラーが発生しますのでご注意ください。
手順:EV/OVコードサイニング証明書のトークンへのインストール手順(DigiCert Hardware Certificate Installer)
▶「HSMにインストールする」を選択した場合。
以下、代表的な署名ツールの署名手順は以下の通りです。
※あくまで参考手順となりますので下記手順以外の署名方法や署名方法の詳細につきましては、各署名ツール提供ベンダー等に確認ください.。
Q:以前のようにpfxファイルで署名したいのですが、ハードウェアトークンからエクスポートできません。
A:コードサイニング証明書がトークンでの提供となった背景として、業界の規定を取りまとめる
CA/ブラウザフォーラムがコードサイニング証明書の秘密鍵がセキュリティ要件を満たすハードウェアに
格納されなければならないとの要件の変更があったため、弊社でもハードウェアトークンでの提供となっております。
そのためトークンから秘密鍵を取り出しことができない仕組みとなっております。
参考:【重要】コードサイニング証明書における要件変更について https://knowledge.digicert.com/ja/jp/alerts/ALERT2820.html
Q: 更新したのにCertcentralで表示される有効期間が更新元オーダーの有効期限を引き継いでいません。
A: 認証完了後の時点では有効期間が確定しておらず(1年)更新であれば、365日間と表示されますが、証明書のインストールが完了しましたら、正しい有効期間が反映されます。
Q: (OV・EV)コードサイニング証明書/ドキュメントサイニング証明書の有効期間の設定について
A:2023年6月1日より有効期間は下記の仕様となっております 。(システムの仕様により更に追加される場合もあります。)
製品年数について、うるう年が含まれていても1年を365日で計算します。
※1: 「 プロビジョニングオプション:HSMにインストールする」を選択した場合は、認証完了後の証明書が発行された日」になります
※2: 残日数は、更新後の証明書の開始日から更新元オーダーの有効期限日までの日数です。 有効期限切れのオーダーを更新した場合は、残日数は0日となり新規申請と同じです
Q: コードサイニング証明書をインストールしていたトークンが使用できなくなりました /コードサイニング証明書をインストールするためのトークンがありません。どうすればいいですか?
A: 新しいトークンを購入する必要があります。トークンの購入および再発行方法については下記ページをご参照ください。
OV/EV コードサイニング証明書 トークンの追加方法 https://knowledge.digicert.com/ja/jp/generalinformation/INFO2529.html
Q: トークンをPCに接続しても、SafeNet Authentication Clientで「トークンが接続されていません」と表示されます。
A:
Q: OV/EVコードサイニング証明書(およびドキュメントサイニング)のライセンスや保管について
A: 証明書を発行するにあたり、ご申請企業・法人の実在性と申請意思確認を行っています。
証明書は、プログラムやPDFなどの電子ファイルに電子的な印鑑として署名する目的で 利用されることから、実社会における社印や部門印に相当するものと考えらるため、基本的には署名環境で利用するハードウェアトークンの管理が可能な主管部門・部署・署名担当者ごとに取得してください。
コードサイニング証明書についてはハードウェアトークンのほかにHSMやcloudHSMを利用して証明書を格納し署名することが可能です。この場合も同様に利用する署名環境ごとに取得してください。