CA/B Forum で可決された業界ルール(SC081v3)に基づき、パブリックな証明書の有効期間は2026年に398日から200日に変更されます。
DigiCertは、2026年2月25日(日本時間)をもって、199日を超える有効期間を持つパブリックTLS証明書のリクエストの受付を停止します。
また2026年2月25日(日本時間)以降に発行されるすべてのパブリックTLS証明書は、新しい199日間の最大有効期間を超えることはできません。この変更は、すべてのDigiCertパブリックTLS製品に影響します。:
重要:新しい情報が入り次第、この記事は更新されます。こちらのページを保存し、定期的に最新情報をご確認いただくようお願いいたします。最終更新日はタイトルの下に表示されます。※本ページは、こちら (英語) のページをもとに作成されています。 |
DigiCertは、CA/ブラウザフォーラムの投票SC081v3「有効期間およびデータ再利用期間の短縮スケジュールの導入」に合わせてこの変更を実施します。この投票では、TLS証明書の有効期間を398日から2026年に200日、2027年に100日、2029年に47日に短縮するスケジュールが設定されています。投票SC081v3の詳細については、こちらをご覧ください。
| 証明書の発行日 | 最大有効期限 |
| 2026年3月 14日以前 | 398 日 |
| 2026年3月 15日 から2027年 3月 15日まで | 200 日 |
| 2027年3月 15日 から 2029年3月 15日まで | 100 日 |
| 2029年3月 16日以降 | 47 日 |
現在、DigiCertは最大397日間の有効期間を持つパブリックTLS証明書を発行しています。2026 年 2 月 24 日、DigiCert は最大 199 日間の有効期間を持つ TLS 証明書を発行します。199 日間の最大有効期間は、47 日間の TLS 証明書へのこの多段階的な業界移行の最初の段階です。
すぐに対応をしていただく必要はないですがこの変更に備えておくことをお勧めしています。:
証明書の最大有効期間は2029年までに46日に短縮されるため、手動による証明書ライフサイクル管理(CLM)に影響を与えます。CertCentral(ACMEなど)やTrust Lifecycle Managerを介した自動化ソリューションの導入を強く推奨しています。自動化について詳しく知りたい場合は、アカウント マネージャーにお問い合わせください。
TLS証明書の自動更新とは?DigiCertが提供する2つのソリューション
この変更は、2026年 2月 25日 (日本時間)の期限前に発行された有効な証明書には影響しません。これらの証明書は、有効期限が切れるまで引き続き信頼されます。証明書の有効期限が近づいた場合は、1年プランか複数年プランで更新申請してください。2026年 2月 25日 (日本時間)以降に発行される証明書は199日間の証明書になります。
【CertCentralにおける「有効期限」の考え方について】
CertCentralでは、証明書に関連する有効期限が 2種類 存在します。(一部のCCE契約を除く)
2026年2月25日以降証明書の有効期間は、以下のルールが適用されます。
オーダーの有効期限は、上記サーバー証明書の有効期限とは異なり、ご契約期間(プラン期間)を指します。
【料金および再発行について】
【オーダー更新(更新申請)のタイミングについて】
新しい 199 日間の最大有効期間は、365/397 日間の TLS 証明書の再発行と複製に影響します。
証明書の有効期限は、有効期限の90日前から更新できます。2026年2月25日以降、DigiCertは最大199日間の有効期間で証明書を発行します。
CertCentral Services APIリクエストは自動的に199日間に調整されます。この動作は、予期しないエラーを防ぎ、リクエストが引き続き正常に処理されるようにすることを目的としています。
下の表では、複数年プラン(MyP)およびMyP以外のご注文におけるAPIの影響の詳細をご確認いただけます。MyPをご利用の場合、お客様は最大3年間のTLS/SSL注文を一括でお支払いいただけます。MyPをご利用の場合は、プランの有効期限が切れるまで、追加費用なしで証明書の再発行を継続できます。
| プラン名 | Req/Opt | タイプ | MyP*アカウントの詳細 | 非MyP*アカウントの詳細 |
| Certificate | required | object | 証明書詳細 | 証明書詳細 |
| .. cert_validity | optional | object | 注文に対して発行される証明書の有効期間を定義します。注文の有効期間を超えることはできません。 | この注文に対して発行される証明書の有効期間を定義します。注文の有効期間を超えることはできません。 |
| .. .. years (Deprecated) |
optional | int | 397日間の証明書の有効期間は自動的に199日間に変換されます。 許容値: 1 |
cert_validity.years 値は無視されます。 |
| .. .. days | optional | int | 発行された証明書の有効日数。 最大:199 |
cert_validity.days 値は無視されます。 |
| .. .. custom_expiration_date | optional | string | 証明書のカスタム有効期限。 期間: 証明書を要求した日から 199 日以内である必要があります。 |
cert_validity.custom_expiration_datevalue は無視されます。 |
| validity_years (Deprecated) |
optional | int | 注文の有効年数。 期間: 1 - 3 |
注文の有効期間(年数)。 指定可能な値: 1 1年間の有効期間は自動的に199日間に変換されます。 |
| Custom_expiration_date (Deprecated) |
optional | string | 注文の有効期限をカスタマイズします。 期間: 注文をリクエストした日から3年以内である必要があります。 |
注文の有効期限(カスタム)。 期間:注文をリクエストした日から199日以内である必要があります。 |
| order_validity | optional | object | 注文の有効期間を定義します。 | 注文の有効期間を定義します。 |
| .. years | optional | int | 注文の有効期間(年数)。 期間: 1~3 |
注文の有効期間(年数)。 指定可能な値: 1 1年間の有効期間は自動的に199日間に変換されます。 |
| .. days | optional | int | 注文の有効日数。 最大: 1095 |
注文の有効日数。 最大:199 |
| .. custom_expiration_date | optional | string | 注文の有効期限をカスタマイズします。 期間: 注文をリクエストした日から3年以内である必要があります。 |
注文の有効期限(カスタム)。 期間:注文をリクエストした日から199日以内である必要があります。 |