Microsoft IIS 5.0 サーバIDインストール手順 (更新)
必ずお読みください
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以下の様な流れで更新用サーバIDをインストールします。
サーバID発行通知メールでは、サーバ証明書 と 中間CA証明書 を1つにまとめた形式(PKCS7)も記載されています。
PKCS7形式をMicrosoft IIS にインストールすれば、必要な証明書が同時にインストールできるため、別途中間CA証明書のインストール操作は必要ありません。
Step 1:更新申請作業用仮想サイトにサーバIDをインストール
1. 受信したサーバID通知メール本文中にある
(-----BEGIN CERTIFICATE-----) から (-----END CERTIFICATE-----) までをコピーし、
テキストエディタに貼り付け、証明書ファイルとして任意のファイル名で保存します。
例:2007cert.txt
2. Microsoft IIS 5.0を起動し、更新申請用のCSRを生成した仮想サイト名にカーソルを合わせ、メニューバーより[操作]→[プロパティ]をクリックします。
3. [(サイト名)のプロパティ]が表示されます
[ディレクトリセキュリティ]タブをクリックし、[サーバ証明書]をクリックします。
4. サーバ証明書ウィザードが表示されます。
[次へ]をクリックします。
5. 処理方法を選択する画面が表示されます。
「保留中の要求を処理し、証明書をインストールする」をクリックし、[次へ]をクリックします。
6. 応答ファイルのパスを指定する画面が表示されます。保存しておいた証明書ファイルを指定します。
[次へ]をクリックします。
7. 指定した情報の概要が表示されます。
内容を確認し、問題なければ[次へ]をクリックします。
8. ウィザードの完了画面が表示されます。
[完了]をクリックします。
Step 2:更新対象のサーバIDと、更新取得したサーバIDを入替える
Step1で更新作業用仮想サイトにインストールした新しいサーバIDと、稼動中のサイトに設定されている更新対象のサーバIDとを入れ替えます。
1. 更新対象のサーバIDが設定されている運営中のサイト名を選択し、メニューバーより[操作]→[プロパティ]をクリックします。
[(仮想サイト名)のプロパティ]が表示されます。
画像は 「www1.sample.co.jp」 という仮想サイトでサーバIDを運営している場合の例です。
2. [ディレクトリセキュリティ]タブをクリックし、[サーバ証明書]をクリックします。
3. サーバ証明書ウィザードが表示されます。[次へ]をクリックします。
4. 処理方法の選択画面が表示されます。
「現在の証明書を置き換える」をクリックし、[次へ]をクリックします。
5. 証明書を選択する画面が表示されます。
(Step 1:)インストールした更新取得のサーバIDを選択し、[次へ]をクリックします。
(有効期限の表示などで判別します)。
6. 選択した証明書情報の概要が表示されます。
内容を確認し、問題なければ[次へ]をクリックします。
7. ウィザードの完了画面が表示されます。
[完了]をクリックします。
8. 最後にサイトの確認を行います。
稼働中のWebサイトが(停止)と表示されている場合は、「稼働中のWebサイト(停止)」の上で右クリックをして、表示されるメニューの中の「開始」を選択して下さい。
また、稼動中のWebサイト以外の仮想サイトが(停止)になっていることを確認してください。
Step 3:キーペア(秘密鍵と証明書)のバックアップ
ハードウェア障害などに備え、キーペア(秘密鍵 と 証明書)ファイルをバックアップ(エクスポート)しておきます。
1. 更新取得のサーバIDを設定したサイト名にカーソルを合わせ、メニューバーより[操作]→[プロパティ]をクリックします。
[(サイト名)のプロパティ]が表示されます。
2. [ディレクトリセキュリティ]タブをクリックし、[証明書の表示]をクリックします。
3. [証明書]画面が表示されます。
[詳細設定]タブをクリックし、[ファイルにコピー]ボタンをクリックします。
4. [証明書のエクスポートウィザード]が表示されます。[次へ]をクリックします。
5. 秘密キーのエクスポート方法の選択画面が表示されます。
「はい、秘密キーをエクスポートします」をクリックし、[次へ]をクリックします 。
6. ファイルの形式を選択する画面が表示されます。
「証明のパスにある証明書を可能であればすべて含む」のチェックボックスをオンにし、[次へ]をクリックします。
7. エクスポートするキーペアを保護するためのパスワード入力画面が表示されます。
任意のパスワードを入力(2回)し、[次へ]をクリックします。
ここで入力するパスフレーズは、絶対に忘れないように大切に管理してください。
8. ファイル名を入力する画面が表示されます。
わかりやすいファイル名(拡張子は *.pfx になります)を指定し、[次へ]をクリックします。
9. ウィザードの完了画面が表示されます。
[完了]をクリックします。
10. 「正しくエクスポートされました」と表示されます。
[OK]をクリックします。
バックアップ(エクスポート)が完了すると、指定した場所、ファイル名で拡張子 (*.pfx) のキーペアファイルが保存されます。
キーペアファイルには、セキュリティ上最も大切な秘密鍵の情報が含まれています。
必ずバックアップを取り、厳重に管理をしてください。
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