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デジサート 複数年プランについて

ソリューション番号: SO30003
最終更新日: 2024/04/20

DigiCert®複数年プランは、SSL/TLSサーバ証明書の購入と更新の手順をより簡単に管理することができる
1年単位、最大3年間のサービス利用期間をご提供するプランです。

プランのご利用期間内であれば、証明書更新毎のお支払い処理のわずらわしさなしに、
SSL/TLSサーバ証明書の有効期間を自由に調整し、またFQDNを変更して証明書を取得することができます。

プランの契約期間と証明書の有効期間

 

ドメインと組織の認証について

プラン利用期間の長さと選択する証明書の種類によっては、複数年プランの利用期間内に必要に応じてドメイン名と組織の再認証を行う場合があります。
業界ガイドラインに基づいて、弊社では企業認証製品、およびEV認証製品ともおおむね1年に1度のデジサートによる認証を実施しております。

複数年プランにおける証明書の再発行について

複数年プランで発行した証明書の有効期限が近づくと、SSL / TLSによるサイト保護を維持するために証明書を再発行、インストールする必要があります。
複数年プランの証明書は再発行時に、以下のことができます。

•再発行する証明書の新しい有効期限が設定できます。

再発行された証明書の最大有効期間は、397日間、もしくは複数年プランのご利用期間終了日までの、
いずれか早い期限が証明書の最大有効期間となります。

•FQDNの変更や削除ができます

同一の複数年プランを利用して発行するSSL/TLSサーバ証明書のSubject DNのコモンネーム
またはサブジェクト別名(Subject Alternative Name、以下SANs)に登録するFQDNは、
再発行申請することにより削除、または変更することができます。
この場合、再発行前のオリジナルの証明書や、すでに発行されているそのドメイン名を用いた
複製された証明書は、再発行後48時間~72時間後以内にDigiCertにより失効されます。

•自動再発行サービスの利用について

複数年プランの場合、有効期限日の30日前に証明書を自動再発行するサービスの「証明書の自動再発行」を有効にすることが出来ます(証明書の申請が自動でされますが、発行されたサーバ証明書のインストール作業は都度必要です)。
CSRファイルは、複数年プランのオーダーを契約した時に提出したものを再利用して自動的にサーバ証明書の再発行(更新)申請を作成します(CSRファイルが同じ場合インストールが出来ない環境ではこのサービスを利用せず、作り直したCSRファイルを貼り付けて再発行の申請をしてください)。
メールのタイトル「 (コモンネーム名)向けの reissue 証明書が申請されました。」を受信することで自動再発行の申請を確認することが出来ます。 メール本文内のhttps://www.digicert.com/secure/requests/[管理番号] にアクセスする、
またはCertCentralにサインインしていただき左メニューの「証明書」>「証明書申請」から承認待ちのオーダー番号をクリックして、承認または却下をしてください。
自動再発行で申請されたオーダーは、「証明書」>「証明書申請」から承認が必要です。

 

SANsの追加

同一の複数年プランを利用して、SANsに登録するFQDN数を増やしたい場合は、プラン利用期間中にSANsを追加をすることもできます。新しいSANs の料金は日割り計算され、
割引率は複数年プランの残り期間に基づき適用されます。

(ご注意ください: バウチャーでのご申請時にはご利用いただけません。また、また、CertCentra Enterpriseでのサブスクリプションサービスをご利用等、
年間のご契約内容によってご利用いただけない場合がございます、営業担当までご相談ください。

 

複数年プランの延長

プラン利用期間が終わる前に複数年プランを延長することで、延長された期間内において最長397日の有効期限をもつSSL / TLSサーバ証明書を発行できます。
現在の契約期間が切れる前に延長すると、残存する契約期限に新たな契約期間が追加されます。

よくあるご質問

Q:複数年プランはどの製品で対応しているのでしょうか。
A:以下の製品で複数年プランをお選びいただけます。

  • デジサートグローバル・サーバ ID EV
  • デジサートグローバル・サーバ ID
  • デジサートセキュア・サーバ ID EV
  • デジサートセキュア・サーバ ID
  • デジサート スタンダード・サーバ ID EV
  • デジサートスタンダード・サーバ ID
  • ジオトラスト トゥルービジネスID
  • ジオトラスト トゥルービジネスID EV
  • ジオトラスト クイック  SSLプレミアム
    ※ コードサイニング証明書、EVコードサイニング証明書ではご利用いただけません。
    ご申請はこちらから

 

Q:証明書の有効期間は最長どれぐらいですか?
A: 最長397日、または注文の契約期限のいずれか早い方です。

Q:証明書のサブジェクトの別名 (Subject Alternative Name, 以下SANs)の登録内容を変更できますか?
A:SANsはいつでも変更、削除、または追加※することができます
※バウチャーで複数年プランを購入した場合は、初回ご注文時に指定したSANsの数を超えて、SANsを更に追加することはできません。
また、CertCentral Enterpriseでのサブスクリプションサービスをご利用等、年間のご契約内容によってご利用いただけない場合がございます、営業担当までご相談ください。

Q:複数年証明書にSANを追加すると、どのように請求されますか?
A:価格は、残りの注文の有効期間に基づいて案分された金額になります。
※SANsの追加は、ご契約内容、またはご申請時のお支払い方法によってはご利用いただけない場合がございますのでご了承ください。

Q:証明書はどのくらいの頻度で再認証する必要がありますか?
A: ご利用の期間中におおむね年に1度、または証明書の再発行申請時に必要に応じて行います。

Q:支払い期限を教えてください。
A:ご申請日を基準に「月末締め翌月末、一括銀行振込」となります。分割払いはございません。

Q:返金ポリシーを教えてください。
A:既定のポリシーに従い、お客様は複数年購入プラン購入後30日以内であればキャンセルし全額返金を受けることができます。

Q:途中解約はできますか?
A:複数年購入プラン購入後30日超過の場合は、途中解約はできません。

Q:注文の有効期間終了日はどこで確認できますか?
A:左ナビゲーション「証明書」>「オーダー」からオーダの詳細ページを表示し、右側「注文詳細」にある [複数年プランの詳細] 欄にプランの有効期間をプランの有効期間が表 示されます。  

例)複数年プランの詳細   1年プラン(30 Jul 2020 - 04 Aug 2021) 

Q:複数年プランで利用できる「自動再発行」を有効・無効に設定出来ますか?
A:申請前と申請後どちらでも有効・無効に設定出来ます。申請時に「自動再発行」にチェックを入れて申請する方法と、申請後にオーダーの詳細ページの右側にあるオーダー詳細項目の「証明書の自動再発行」がありますので、チェックを付けると有効、外すと無効になります。有効・無効にしても発行済みの証明書には影響ありません(※同じCSRファイルを使って発行したサーバ証明書をインストール出来ない環境(Windows IISサーバなど)ではこちらの機能を利用せず、再発行のたびに新しく生成したCSRファイルにて再発行申請をしてください)。

 

CertCentral Enterprise 「複数年プラン」についてはこちらをご参照ください