通常、認証局(CA)がTLS/SSLサーバ証明書を失効させたかどうかを確認する必要があるのは、クライアントデバイスのみです。クライアントは、Webサイトやメールサーバー、デバイスが信頼できるかどうかをユーザーに警告するために、この確認を行います。
認証局(CA)には、失効させたTLS/SSL証明書の記録を保持することが義務付けられています。認証局はTLS/SSL証明書を失効させた後、その証明書のシリアル番号を取得し、証明書失効リスト(CRL)に追加します。認証局の証明書失効リストを参照するためのURLは、各TLS/SSL証明書の「CRL Distribution Points(CRL配布ポイント)」フィールドに記載されています。
TLS/SSL証明書の失効状況を確認するために、クライアントはこのURLにアクセスし、認証局の証明書失効リスト (CRL)をダウンロードします。その後、CRL内を検索して当該証明書のシリアル番号が含まれていないことを確認し、証明書が失効していないことを検証します。
TLS/SSL証明書の詳細を開くと、その証明書の証明書失効リスト (CRL)のURLを確認できます。まず証明書の「Details」へ行き、「Certificate Extensions」から「CRL Distribution Points(CRL配布ポイント)」を選択すると 、その証明書を発行した認証局の証明書失効リストのURLが表示されます。
Chromeの場合:




TLS/SSL証明書の失効確認において、証明書失効リスト(CRL)に代わり、Online Certificate Status Protocol(OCSP)が主流になりつつあります。CRLでは失効済み証明書の大きなリストをダウンロードする必要がありますが、OCSPを使用すれば、クライアントは証明書のシリアル番号を用いて発行元認証局のOCSPサーバーに問い合わせるだけで、証明書が失効しているかどうかを確認することができます。
証明書を開くと、認証局のOCSPサーバーに接続するためのURLを確認することができます。まず、証明書の「Details」の「Certificate Extensions」で「Authority Information Access(機関情報アクセス)」を選択すると、発行局のOCSPのURLが表示されます。
OCSPステープリングを使用してOCSPプロトコルを強化する方法については、「Enable OCSP Stapling on Your Server(英語サイト)」を参照してください。
Microsoft Edgeの場合:



※本セクションは Exchange 2010 に関する過去環境向けの情報です。Exchange Server 2010 は Microsoft の延長サポートが 2020年10月13日に終了しています。
「The certificate status could not be determined because the revocation check failed.」
Microsoft Exchange 2010は、管理者が誤って失効済みのTLS/SSL証明書を使ってExchangeの設定を行ってしまわないように、証明書の失効状況を確認するよう設計されています。ただしExchange 2010では、証明書を発行した認証局に対して当該TLS/SSL証明書が失効していないことを確認するまで、Exchange管理コンソールでTLS/SSL証明書を割り当てることができません。
このプロセスが問題を引き起こすこともあります。サーバーが認証局に接続して証明書の失効状況を確認できない場合、次のエラーメッセージが表示されます: The certificate status could not be determined because the revocation check failed. このエラーは、証明書が失効しているかのように聞こえるため誤解を招きやすいですが、実際には証明書の失効ではなく、接続の問題が原因であるケースがほとんどです。
この接続の問題は、WinHTTPのプロキシ設定またはファイアウォールの設定により、ExchangeサーバーがCRLまたはOCSPのURLに接続して失効状態のチェックを実行できないことが原因である可能性があります。このエラーのトラブルシューティングには、DigiCert® Certificate Utility for Windowsを使用して、サーバーがCRLまたはOCSPのURLに到達できるかどうかを確認できます。
サーバーアクセスのテスト時に、プロキシサーバーへの接続がWinHTTP経由でない場合、DigiCert Certificate Utilityがサーバーのプロキシ設定を自動的に検出できない場合があります。






※本ページは、こちら (英語版 KnowledgeBase) のページをもとに作成されています。