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[CertCental]サーバ証明書 インストール手順

Solution ID : SOT0002
Last Modified : 2026/08/19

Trust Lifecycle Managerではベンダーを問わず利用中のSSL/TLS証明書を一元管理できます。直観的な管理コンソールから自動更新、ユーザ管理、レポート、カスタム更新案内メールなどが設定可能。

CertCentralで発行されたTLS/SSLサーバ証明書の取得、証明書チェーンの選択、インストール、設定後の確認方法を案内します。

必ずお読みください

弊社では、業界で求められる証明書仕様への迅速な対応を行い、 お客様のセキュリティリスク低減化を推し進めるため、証明書の中間CA証明書を定期的にアップデートしています。 電子証明書ライフサイクル管理のベストプラクティスとして、証明書をインストールするときは、サーバ証明書だけでなく、発行時に提供された最新の中間CA証明書を設定してください。以前取得した中間CA証明書を流用すると、証明書チェーンを正しく構築できない場合があります。

2026年10月15日以降、パブリックTLS/SSL証明書は既定でG5ルート階層から発行されます。G5ルートを信頼していない旧環境との互換性が必要な場合は、本ページの「6. 使用する証明書チェーンを選択する」および「7. クロスルート証明書を使用する場合」を確認してください。

中間CA証明書や製品仕様は更新される場合があります。証明書のインストール時には、CertCentralから提供された最新のファイルと各製品ベンダーの最新手順を確認してください。


このページの内容

  1. インストール前の確認
  2. 証明書を取得する
  3. 証明書をインストールする
  4. サーバー/サービス別の手順
  5. インストール後の確認
  6. 使用する証明書チェーンを選択する
  7. クロスルート証明書を使用する場合
  8. トラブルシューティング


1. インストール前の確認


  • 証明書を設定するウェブサーバー、ロードバランサー、WAF、CDNなど、TLS通信を終端する機器またはサービスを特定します。
  • 発行された証明書は、CSRを作成した環境にインストールしてください。
  • 更新申請の場合は、念のため現在の証明書、秘密鍵、設定ファイルをバックアップします。
※秘密鍵について: 秘密鍵はDigiCertから提供されません。CSRを作成したサーバーまたは証明書管理システムに保存されています。秘密鍵がない場合、発行された証明書をインストールできません。



2. 証明書を取得する


CertCentralから取得する

  1. CertCentralにサインインし、左側メニューから[証明書]>[オーダー]を開きます。
  2. 対象のオーダーを選択し、オーダー詳細またはクイックビューを開きます。
  3. [以下の形式で証明書をダウンロード]から、サーバーやサービスに対応する形式を選択します。契約種別やアカウント設定によって[その他オプション]に中間CA証明書やクロスルート証明書が表示される場合は、必要な証明書を個別にダウンロードできます。

    [以下の形式で証明書をダウンロード]の表示例


     

    [その他オプション]の表示例


     

発行通知から取得する

証明書発行後、DigiCert(admin@digicert.com)から発行通知が送信されます。アカウントの配布設定により、ZIP/P7B/PEM/CERファイル、プレーンテキスト、またはダウンロードリンクが提供されます。

形式 主な内容 使用時の確認事項
ZIP
(コモンネーム_オーダー番号).zipファイルが添付されます。添付ファイルを展開して各証明書を取得します。

現時点では、下記ファイル名で提供されています。ルート証明書(TrustedRoot.crt)が含まれない場合もあります。G5切り替え後は、クロスルート証明書の格納方法やファイル名が変更される可能性があります。

  • SSLサーバ証明書:(コモンネーム).crt
  • 中間CA証明書:DigiCertCA.crt
  • ルート証明書:TrustedRoot.crt
P7B/PKCS#7 サーバ証明書と証明書チェーンをまとめたPKCS#7形式ファイルが添付されます。 Microsoft IISなど、PKCS#7形式に対応する環境で使用できます。(コモンネーム_オーダー番号).p7bファイルは証明書と中間CA証明書、ルート証明書が1つになったPKCS#7形式ファイルです。
PEM サーバ証明書と証明書チェーンをまとめたPEM形式(Base64形式)のファイルが添付されます。

Apache、Nginx、ロードバランサーなどで使用します。(コモンネーム_オーダー番号).pemファイルをメモ帳などで開きます。
以下のような順でBase64エンコードされたテキストが記載されています。

-----BEGIN CERTIFICATE-----
<サーバ証明書>
-----END CERTIFICATE-----
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<中間CA証明書>
-----END CERTIFICATE-----
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<ルート証明書>
-----END CERTIFICATE-----

CER/CRT サーバ証明書や各CA証明書が、CER/CRT形式の単体ファイルとして添付されます。 .cerファイルが添付された場合、メールの受信環境によっては添付ファイルが取得できません。その場合は、CertCentralにログインして適切な形式をダウンロードしてください。
プレーンテキスト 各種証明書がプレーンテキスト形式で発行通知メールの本文に記載されます。

メールの本文にBase64エンコードされたテキストが記載されています。それぞれメモ帳などに張り付け任意のファイル名で保存します。

-----BEGIN CERTIFICATE-----
<サーバ証明書>
-----END CERTIFICATE-----
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<中間CA証明書>
-----END CERTIFICATE-----
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<ルート証明書>
-----END CERTIFICATE-----

ダウンロードリンク 証明書を取得するためのダウンロードリンクが発行通知メールの本文に記載されます。 ダウンロードページのURLが記載されています。ダウンロードページより取得します。

 

クロスルート証明書の提供方法について

発行通知メールやZIPファイルにおけるクロスルート証明書の同梱方法とファイル名は、選択したサーバープラットフォームや配布方式によって異なり、今後変更される可能性があります。

クロスルート証明書は、本ページの「クロスルート証明書を使用する場合」に掲載しているリンクから取得できます。契約種別やアカウント設定によっては、CertCentralのオーダー詳細にある[以下の形式で証明書をダウンロード]>[その他オプション]から個別に取得できる場合があります。

 

3. 証明書をインストールする


  1. CSRを作成した環境へインストールします。
    発行されたサーバ証明書は、対応する秘密鍵が保存されているCSR作成元の環境へインストールします。
  2. サーバ証明書を設定します。
    発行されたサーバ証明書を、証明書を使用するウェブサーバー、ロードバランサー、WAF、CDNなどに設定します。
  3. 証明書チェーンを設定します。
    発行時に提供された最新の中間CA証明書を設定します。2026年10月15日以降に発行される証明書のチェーンについては、後述の「使用する証明書チェーンを選択する」を確認してください。
  4. 設定を反映します。
    製品の仕様に従って設定を保存し、必要に応じてサービスの再読み込みまたは再起動を行います。
  5. すべての接続先を確認します。
    冗長化されたサーバーや複数のTLS終端点がある場合は、すべての機器またはサービスへ同じチェーンを設定します。


4. サーバー/サービス別の手順


製品ごとの画面名や設定ファイルは異なります。以下の手順書と、利用している製品ベンダーの最新マニュアルを確認してください。

サーバー/サービス インストール手順 クロスルート利用時の確認箇所
Apache + OpenSSL 新規/更新 証明書チェーンまたはfullchainファイルへ、G5中間CA、クロスルートの順で追加します。
Microsoft IIS 8.0以上 新規/更新 G5中間CA証明書とクロスルート証明書を[中間証明機関]ストアへ登録します。
Microsoft IIS 7.0/7.5 新規/更新 G5中間CA証明書とクロスルート証明書を[中間証明機関]ストアへ登録します。
Microsoft IIS 6.0 新規更新 G5中間CA証明書とクロスルート証明書を[中間証明機関]ストアへ登録します。
IBM WebSphere Application Server 7.0
+ IBM HTTP Server 7.0
新規/更新 鍵データベースへ、サーバ証明書と必要なCA証明書を階層順に登録します。
Oracle WebLogic Server 11g 新規更新 キーストアまたは証明書チェーンへ、CA証明書を正しい順序で登録します。
Sun One Web Server 6.1 新規更新 証明書データベースへ、中間CA証明書とクロスルート証明書を登録します。
HDE Controller 共通 製品のチェーン設定にG5中間CA証明書とクロスルート証明書を追加します。
AWS Certificate Manager 証明書のインポート(外部) Certificate chain欄へ、G5中間CA、クロスルートの順で入力します。
AWS Classic Load Balancer 新規(外部)更新(外部) 証明書をインポートする場合は、Certificate Chain欄へチェーンを設定します。
AWS CloudFront HTTPS用証明書の設定(外部) ACMへ証明書をインポートする場合に、正しい証明書チェーンを設定します。
Amazon API Gateway カスタムドメイン名の設定(外部) 利用する証明書をACMへインポートする場合に、正しい証明書チェーンを設定します。
その他 プラットフォーム/OS別手順一覧(英語) プラットフォームやOSごとの手順と関連情報を確認します。


5. インストール後の確認


  1. 秘密鍵との一致を確認します。
    ウェブサーバーが証明書を読み込めない場合は、証明書と秘密鍵の組み合わせを確認します。
  2. 証明書チェーンを確認します。
    サーバ側から正しい中間CA証明書が送信されていることを確認します。また、クロスルート利用時はG2/G3などの正しいクロスルート証明書が送信されていることを確認します。
  3. 対象クライアントで接続します。
    最新ブラウザだけでなく、実際に利用するOS、アプリケーション、端末、ネットワーク機器でも確認します。
  4. すべてのTLS終端点を確認します。
    負荷分散先、WAF、CDN、災害対策環境などで古い証明書や異なるチェーンが返されていないか確認します。

OpenSSLを利用できる場合は、次のコマンドでサーバーから送信される証明書を確認できます。

openssl s_client -connect example.com:443 -servername example.com -showcerts

※example.comは確認するFQDNに置き換えてください。

インストールした証明書のオンラインで確認する方法(チェックサイトでの確認方法)は、以下サイトをご参照ください。
インストールした証明書の確認方法



6. 使用する証明書チェーンを選択する



2026年10月15日以降に発行されるパブリックTLS/SSL証明書は、既定でG5ルート階層を使用します。通常は、G5ルートへ直接つながる証明書チェーンの使用を推奨します。

アクセス元となるクライアント側の環境がG5ルート証明書を信頼しておらず、G2またはG3ルート証明書を信頼している場合は、互換性を確保するためにクロスルート証明書を使用できます。なお、クロスルート証明書の提供終了時期は、現時点では未定です。

 【標準】G5ルートを直接使用 【オプション】G2/G3クロスルートを使用

最新のOS、ブラウザ、アプリケーションなど、G5ルートを信頼する環境向けです。

サーバー側:サーバ証明書とG5中間CA証明書を設定します。

クライアント側:対応するG5ルート証明書を信頼している必要があります。

G5ルートが未登録の旧OS、閉域端末、アプリケーション、ネットワーク機器などとの互換性が必要な場合に検討します。

サーバー側:サーバ証明書、G5中間CA証明書、G5クロスルート証明書を設定します。

クライアント側:RSAではG2、ECCではG3ルートを信頼している必要があります。

 

G5ルートを直接使用するチェーン

RSA:サーバ証明書 → G5 RSA中間CA証明書 → DigiCert TLS RSA4096 Root G5
ECC:サーバ証明書 → G5 ECC中間CA証明書 → DigiCert TLS ECC P384 Root G5

通常、G5ルート証明書をサーバーに設定する必要はありません。ルート証明書はアクセス元となるクライアント側のトラストストアで信頼されます。
 

G2/G3クロスルートを使用するチェーン

RSA:サーバ証明書 → G5 RSA中間CA証明書 → G5用G2クロスルート証明書 → DigiCert Global Root G2
ECC:サーバ証明書 → G5 ECC中間CA証明書 → G5用G3クロスルート証明書 → DigiCert Global Root G3

G2/G3ルート証明書は、原則としてサーバーに設定する必要はありません。

G5ルートの各クロスルート証明書は、以下のページからダウンロードできます。
G5 cross signed root certificates

主なG5中間CA証明書

ブランド RSA ECC
DigiCert DigiCert G5 TLS RSA4096 SHA384 2021 CA1 DigiCert G5 TLS ECC SHA384 2021 CA1
GeoTrust GeoTrust G5 TLS RSA4096 SHA384 2022 CA1 GeoTrust G5 TLS ECC P-384 SHA384 2022 CA1
RapidSSL RapidSSL G5 TLS RSA4096 SHA384 2022 CA1 RapidSSL G5 TLS ECC P-384 SHA384 2022 CA1

中間CA証明書は更新される場合があります。上表よりも、発行時にCertCentralから提供された中間CA証明書を優先してください。


7. クロスルート証明書を使用する場合


クロスルート証明書とは

クロスルート証明書は、新しいG5ルート証明書と、以前から多くの端末に登録されているG2/G3ルート証明書をつなぐ「橋渡し用の証明書」です。

アクセス元となるクライアント側の端末にG5ルート証明書が登録されていない場合でも、端末がG2またはG3ルート証明書を信頼していれば、クロスルート証明書を経由してサーバ証明書を検証できるようになります。

  • クロスルート証明書を追加するために、サーバ証明書を再発行する必要はありません。変更するのは、サーバーからクライアント側へ送信する証明書チェーンです。現在のサーバ証明書と秘密鍵はそのまま使用できます。
  • クロスルート証明書は、互換性が必要な場合だけ設定してください。最新のクライアント環境でG5ルートを直接信頼できる場合、クロスルート証明書の追加は通常不要です。利用前に、対象クライアントでG5直接チェーンによる接続試験を実施してください。
サーバ証明書 → G5中間CA証明書 → クロスルート証明書 → 端末が信頼しているG2/G3ルート証明書

 

はじめに:RSAとECCのどちらを使用しているか確認する

使用するクロスルート証明書は、発行されたサーバ証明書の公開鍵方式によって異なります。CertCentralのオーダー詳細や証明書の表示画面で、公開鍵がRSAまたはECCのどちらであるか確認してください。

  • RSAのサーバ証明書:G2クロスルート証明書を使用します。
  • ECCのサーバ証明書:G3クロスルート証明書を使用します。


手順1:設定に必要なファイルを準備する

次の3種類の証明書を準備します。

ファイル 内容 入手方法
1. サーバ証明書 お客様のFQDNに対して発行された証明書 発行通知またはCertCentralから取得します。
2. G5中間CA証明書 サーバ証明書を発行した認証局の証明書 発行通知またはCertCentralから、サーバ証明書と一緒に取得します。
3. クロスルート証明書 G5階層をG2/G3ルートへつなぐ橋渡し用の証明書 下表「手順2」のリンクから取得します。契約種別やアカウント設定によっては、CertCentralの[その他オプション]から個別に取得できる場合もあります。


クロスルート証明書の主な提供パターン

入手方法 提供される形式の例 確認方法
発行通知メール ZIPファイル内に、中間CA証明書、クロスルート証明書、ルート証明書がそれぞれ格納される場合があります。申請時に選択したサーバープラットフォームによっては、中間CA証明書ファイルにクロスルート証明書が続けて格納されている場合もあります。 ファイル名は配布方式によって異なるため、証明書を開いて「発行先」「発行者」または証明書名を確認します。ファイルをテキストエディターで開き、BEGIN CERTIFICATEからEND CERTIFICATEまでの証明書が2つ含まれているか確認します。
CertCentralから個別取得
※利用可能な場合
契約種別やアカウント設定によって[その他オプション]に対象の証明書が表示される場合は、必要な中間CA証明書またはクロスルート証明書を個別に取得できます。 オーダー詳細の[以下の形式で証明書をダウンロード]>[その他オプション]を開き、対象の証明書が表示されるか確認します。

 

クロスルート証明書は証明書の内容を確認してください

現時点のZIPファイルでは、サーバ証明書に(コモンネーム).crt、中間CA証明書にDigiCertCA.crt、ルート証明書にTrustedRoot.crtが使用されています。2026年10月15日以降に発行されるG5切り替え後のクロスルート証明書のファイル名や格納方法は変更される可能性があるため、証明書名や証明書ファイルの内容を確認してください。

 

手順2:クロスルート証明書を取得する

対象 クロスルート証明書 最終的に信頼するルート
RSA証明書 DigiCert Global G2 cross signed DigiCert TLS RSA 4096 Root G5(PEM)
シリアル番号:07:A1:27:8A:21:27:F2:B4:C4:21:70:EC:EC:73:4B:4E
DigiCert Global Root G2
ECC証明書 DigiCert Global G3 cross signed DigiCert TLS ECC P384 Root G5(PEM)
シリアル番号:0D:F2:A8:1F:6B:BE:9A:48:DA:CF:F7:28:F6:7A:B1:FC
DigiCert Global Root G3

 

最新版のクロスルート証明書を使用してください

過去に取得したG5クロスルート証明書ではなく、上表の証明書名とシリアル番号に一致するファイルを使用してください。

 

手順3:中間CA証明書とクロスルート証明書を1つのファイルにまとめる

Apache、Nginx、ロードバランサー、クラウドサービスなどでPEM形式の証明書チェーンを使用する場合は、次の手順でファイルを作成します。

  1. クロスルート証明書のファイルを、メモ帳などのテキストエディターで開きます。
  2. -----BEGIN CERTIFICATE-----から-----END CERTIFICATE-----まで、すべての内容をコピーします。
  3. G5中間CA証明書のファイルを、メモ帳などのテキストエディターで開きます。
  4. G5中間CA証明書の末尾で改行し、コピーしたクロスルート証明書を貼り付けます。
  5. 「名前を付けて保存」を選択し、サーバー製品が指定するファイル名と拡張子で保存します。文字コードを選択できる場合は、証明書本文を変更しない形式で保存してください。

完成した証明書チェーンファイルは、次のような並びになります。

-----BEGIN CERTIFICATE-----
<G5中間CA証明書>
-----END CERTIFICATE-----
-----BEGIN CERTIFICATE-----
<G5用G2またはG3クロスルート証明書>
-----END CERTIFICATE-----


コピーするときの注意

  • BEGIN CERTIFICATEとEND CERTIFICATEの行も含めてコピーします。
  • 証明書内の英数字、記号、改行を変更しないでください。
  • 2つの証明書の間には改行を入れます。
  • G5中間CA証明書を先、クロスルート証明書を後に並べます。

手順4:サーバーへ設定する

サーバー製品の設定画面または設定ファイルで、次の2つを指定します。

  • サーバ証明書:CertCentralから取得したお客様のサーバ証明書
  • 証明書チェーン/CAバンドル:手順3で作成した、G5中間CA証明書とクロスルート証明書をまとめたファイル

サーバ証明書を含む「fullchain」ファイルが必要な製品では、次の順に1つのファイルへまとめます。

1. サーバ証明書
2. G5中間CA証明書
3. G5用G2またはG3クロスルート証明書

 

■Windows Server/IISへ設定する場合

Windows Server/IISでは、通常、証明書をテキストで連結するのではなく、証明書ストアへ登録します。

  1. サーバ証明書を、秘密鍵があるサーバーへインストールします。
  2. G5中間CA証明書を[中間証明機関]ストアへインポートします。
  3. クロスルート証明書も[中間証明機関]ストアへインポートします。
  4. IISのバインドに、対象のサーバ証明書を設定します。

クロスルート証明書を[信頼されたルート証明機関]ストアへインポートしないでください。

間違えやすい点

  • RSA証明書にはG2クロスルート、ECC証明書にはG3クロスルートを使用します。
  • クロスルート証明書はG5中間CA証明書の後に設定します。
  • G2/G3ルート証明書は、原則としてサーバーから送信するチェーンに含めません。

 

手順5:設定後の接続を確認する

  1. サーバー製品の設定を保存し、必要に応じてサービスを再読み込みまたは再起動します。
  2. 通常利用している最新のブラウザから、対象サイトへ接続できることを確認します。
  3. クロスルートを必要とする端末、OS、アプリケーション、ネットワーク機器から接続できることを確認します。
  4. 証明書確認ツールで、サーバ証明書、G5中間CA証明書、クロスルート証明書の順に送信されていることを確認します。

クロスルート証明書が必要か分からない場合

まず、クロスルート証明書を含めないG5直接チェーンで接続を確認してください。利用するすべての端末やアプリケーションから接続できる場合、クロスルート証明書の追加は通常不要です。

一部の旧端末などでG5ルート証明書を信頼できないことが原因で接続できず、その端末がG2またはG3ルート証明書を信頼している場合に、クロスルート証明書の利用を検討してください。
 

8. トラブルシューティング


症状 主な原因 確認事項
証明書が信頼されない 中間CA証明書の未設定、誤ったチェーン、クライアント側に必要なルートがない 発行時の中間CA証明書を設定し、G5直接またはクロスルートのどちらのチェーンを使用しているか確認します。
一部の端末だけ接続できない 旧端末のトラストストアにG5ルートがない、証明書ストアが更新されていない 対象端末のG5ルート対応状況を確認し、必要に応じてG2/G3クロスルートを検討します。
クロスルートを追加しても接続できない RSA/ECCの取り違え、設定順序の誤り、古いクロスルートの使用 鍵タイプ、証明書名、シリアル番号、設定順序を確認します。
証明書と秘密鍵が一致しない 別のCSRで作成した秘密鍵を使用している CSRを作成したサーバーの秘密鍵を使用するか、新しいCSRで証明書を再発行します。
環境によって異なる証明書が表示される 複数のTLS終端点、CDN、WAF、ロードバランサーに異なる設定が残っている すべての接続先とSNI設定を確認し、証明書とチェーンを統一します。


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